西川美和/原案・脚本・監督

1974年、広島県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。学生時代より映画製作を志し、大学在学中に是枝裕和監督に見出されて、映画『ワンダフルライフ』にフリーのスタッフとして参加する。以後、様々な日本映画の現場で活動したのち、日本の典型的な家庭の崩壊劇をシニカルに描いたブラック・コメディ『蛇イチゴ』(02年)でオリジナル脚本・監督デビューを果たし、第58回毎日映画コンクール・脚本賞のほか、その年の数々の国内映画賞の新人賞を獲得した。

03年、NHKハイビジョンスペシャルでは、ドキュメンタリーと架空のドラマを交差させた異色のテレビ作品「いま裸にしたい男達/宮迫が笑われなくなった日」発表し、第20回ATP賞・ドキュメンタリー部門優秀賞を受賞した。05年には、監督5名の競作によるオムニバス『female』にて、乃波アサ原作の短編小説を脚色・演出した「女神のかかと(主演・大塚寧々)」を発表。06年秋にはオムニバス映画『ユメ十夜』(原作・夏目漱石)が公開予定。『ゆれる』は4年ぶりの完全オリジナル長篇映画となる。

カリフラワーズ/音楽

1997年にナカムラ(66年、熊本県生まれ)が結成。中央線沿線を中心に活動し、01年より現在に至るまで5枚のアルバムをリリース。西川美和監督とは『蛇イチゴ』および「女神のかかと」(オムニバス映画『Female』の1作)で組んでいる。

是枝裕和/企画

映画監督。1962年、東京生まれ。87年に早稲田大学第一文学部文芸学科卒業後、テレビマンユニオンに参加。主にドキュメンタリー番組を演出、現在に至る。95年、初監督した映画『幻の光』が第52回ヴェネチア国際映画祭で金のオゼッラ賞等を受賞。2作目の『ワンダフルライフ』(99)も各国で高い評価を受け、世界30ヶ国、全米200館での公開と、日本のインディペンデント映画としては異例のヒットとなった。01年にはカルト教団による殺人事件をモチーフに、加害者遺族の「その後の生」を描いた野心作『ディスタンス』を発表。04年、監督4作目の『誰も知らない』がカンヌ国際映画祭にて映画祭史上最年少の最優秀男優賞(柳楽優弥)を受賞、国内外で大きな話題を呼んだ。映画プロデュース作品に、西川美和脚本・監督の『蛇イチゴ』(02年)と伊勢谷友介監督デビュー作『カクト』(02年)がある。

初の時代劇に挑戦した最新作『花よりもなほ』(06年)が6月3日公開予定。

日下将樹/スチール

1974年大阪生まれ。1999年代官山スタジオ勤務後、藤井保写真事務所に師事。2004年独立。トヨタ自動車、無印良品、東京ディズニーシー、Maxell DVDなどの広告写真、雑誌などで活躍中。

製作:川城和実、重延浩、八木ケ谷昭次/企画:安田匡裕、是枝裕和/プロデューサー:熊谷喜一/撮影:高瀬比呂志/照明:小野晃/録音:白取貢/美術:三ツ松けいこ/編集:宮島竜治/キャスティング:田端利江/助監督:久万真路/製作担当:白石治/制作プロダクション:テレビマンユニオン
製作『ゆれる』製作委員会<エンジンフイルム、バンダイビジュアル、テレビマンユニオン、衛星劇場>/スチール:日下将樹/ 主題歌「うちに帰ろう」カリフラワーズ、挿入曲「trepidation」清水光一/オリジナル・サウンドトラック『ゆれる』音楽:カリフラワーズ(RD RECORDS)/小説『ゆれる』西川美和著(ポプラ社刊)